連絡回数と価値観

某 件太郎（ぼう けんたろう）

ボウケンとよんでください。

職業は占い師。

東高円寺（東京）の「かぎねこ亭」というお店で、

占っています。

さて、占い師をやっていて、

恋愛関係でよくある相談のひとつなんですが、

連絡回数とスパンの問題っていうのがあります。

どういうことかっていうと、

例えば...

・彼が全然連絡くれない

・彼の気持ちをしりたい

という感じです。

で、最後に連絡が来たのはいつ？

と聞いてみると、

「３日前」

とのこと。

さて、この「３日間」を短いと感じるか、

長いと感じるか。

まぁ、人それぞれだとも思いますが、

この方の場合は

あまりにも長すぎると感じたんでしょうね。

こういう場合、よく言われるのが、

相手の気持ちになって考えてみれば？

とか、

まわりの人の意見も聞いてみなよ。

ということなんですが、

でも、そうして考えた結果

本人としては、

「やっぱり３日間も連絡しないのはおかしい」

「自分だったら、絶対に毎日する」

ってなって占いに来ているわけで、

いったい、奴はどういう神経で連絡してないこないのか、

想像さえできないわけです。

つまり、相手の考えや気持ちが理解不能の状態です。

これ、言ってしまえば、

価値観の違い

っていうやつですね。

ちなみに、恋人や夫婦の別れの原因が、

この価値観の違いっていうのもけっこう耳にする話です。

じゃあ、価値観、価値観っていうけど、

価値観ってそもそもなんなのよ。

と思い検索してみると、

・何が大切かという判断
・優先順位づけ

というようなことが書いてあります。

え、じゃあ、何？

「価値観の違い」とか難しそうなこというけど、

大切さランキングが違うだけってこと？

という感じになるわけです。

とはいえ、そのために真剣に悩む人も

実際にけっこう多いわけで、

かくいう僕自身も、連絡回数ではないけど、

価値観の違いで他人とぶつかって、

なんだか否定されたような気持ちになって、

かなり凹むことだって、

日々たくさんあるわけです。

価値観の違い＝大切さランキングの違い

これって、悩みを聞く占い師としても、

自分の人生を歩んでいく上でも、

けっこう重要な意味をもってくるのかもしれない。

と、自分の価値観を再確認したこの頃です。

某 件太郎